「データベース'hoge'の復元に失敗しました。10240MBを超えることになります。」の対応について

    

●エラー環境

・Windows 10

・SQL-Server 2014 Express

・復元ファイル:hoge.bak(3.2GB)

●事前調査

・データベース本体のファイルサイズ(hoge.mdf, hoge.ldf)を調べます

・hoge.mdf, hoge.ldf何れかのサイズが10240MBを超える場合は無償版のSQL-Server 2014 Express等で復元ができませんので、以下手順にてサイズを減らす必要があります

●対応方法

(01)SQL-Server Management Studioを開きます
    

(02)復元対象データベースを右クリックし「プロパティ」を選択します
    

(03)「ページの選択」リストの「ファイル」を選択しデータベースファイルの「初期サイズ(MB)」が10240MB未満であることを確認し「OK」ボタンクリックで閉じます
    

(04)復元対象データベースを右クリックし「タスク」「圧縮」「データベース」を選択します
    

(05)データベースサイズの「現在割り当てられている領域」が10240MBを超えている場合は、「使用可能な空き領域」の割合「%」を確認します
    

(06)「使用可能な空き領域」の割合がある程度ある場合は、「圧縮アクション」欄にチェックを入れ「使用可能な空き領域」の割合を少し減らし「OK」ボタンクリックで処理完了まで待機します(減らす割合が大きい場合は数十分程度かかります)

(07)圧縮処理完了後hoge.mdf, hoge.ldf何れかのサイズが10240MB未満になるまで(06)を実施します

(08)圧縮処理完了後バックアップファイルを作成し復元対象サーバへ復元してください(解説終わり)