Hellcats over the Pacificは、1991年にGraphic Simulations社から発売された3Dフライトシミュレータである。Wikipediaによると、当時でも稀なマックOSオンリーGameの一つだと思われる。ゲームの詳細は上記リンクに詳しく述べられているのだが、ここではそこでは触れられていないゲームの操作方法について説明したいと思う。
ゲームは現在のコンバット系フライトシムと同様に、ミッションの選択画面からスタートする。このゲームでは練習ミッションも含めて8つが収録されていた。
ゲームの進行は以下のコックピット画面から敵機または基地を機関銃または爆弾攻撃で破壊することである。そして戦果に応じて点数を稼ぎ昇進して行くゲームである。この画面では右上に機関銃攻撃を受けた練習機が黒煙を上げているのが見える。
階級はEnsign(少尉)から始まるが、以下は戦果を上げてLieutenant junior grade(中尉)に昇進した画像である。日本軍の戦闘機を4機撃墜しての昇進は複雑な気持ちだが、海外ゲームなのでゲームだと割り切ってプレイした。
次は更に7機の戦闘機や爆撃機を撃墜してLieutenant(大尉)に昇進した画像である。途中一度でも撃墜されて死亡するとそのプレイヤーはもう使えなくなるのは他のフライトシムと同様である。プレイヤーの死亡に関して私の知る限りでは敵の攻撃による機体破壊や操縦ミスによる墜落と、敵機からの銃弾にプレイヤーが操縦中に被弾して死亡するパターンである。
以下に本ゲームの操作方法を記載する。
*操作方法(Method of operation) | |
スロットル(Throttle) | |
増(increase)「+」 | 減(decrease)「-」 |
エンジン(Engine) | |
停止(stop)「M」 | |
エルロン(Aileron) | |
左(left)「4」 | 右(right)「6」 |
中央(center)「5」 | |
エレベータ(Elevator) | |
上昇(up)「8」 | 下降(down)「2」 |
ラダー(Rudder) | |
左(left)「Shift+Z」 | 右(right)「Shift+X」 |
ギアー(Gear) | |
up「G」 | down「G」 |
フラップ(Flap) | |
0「F」 | 45「F」 |
レーダー(Radar) | |
「Tab」 | |
視点変更(View) | |
「C」 | |
12.7mm機関銃(Machine Gun) | |
「Space」 | |
爆弾投下(Bomb) | |
「B」 | |
ブレーキ(Brake) | |
「Space」 | |
ポーズ(Pause) | |
「P」 | |
脱出(Escape) | |
「J」 | |
メニューバー(Menu) | |
「ESC」 |
*計器(Meter) | |
速度計(AirSpeed) | |
高度計(AltiMeter) | |
弾数計(Ammo) | |
Artifical Horizon | |
爆弾残数(BombIndicator) | |
ギアー(Gear) | |
フラップ(Flap) | |
エンジン回転計(EngineRPM) | |
燃料計(Fuel) | |
Heading Indicator | |
コンパス(MagneticCompass) | |
Manifold Pressure | |
レーダー(Radar) | |
スロットル(Throttle) | |
垂直上昇(VerticalClimb) |
最後に本ソフトのインストール媒体はフロッピーディスク1枚で供給されていた。現在みたいにハードディスクがまだ一般のパソコンで十分に普及されていなかった当時としては限られた容量だったので、開発に苦労されたのではなかっただろうか。
私も昔このゲームをプレイしました。
キーボードで操作するゲームは今思えばやり辛かったですが、当時は画面さえ綺麗ならそれなりに楽しめました。
内容もかなり良かったですがね。
コメントありがとうございます。
ご返信が遅れてすみません。
フロッピーディスク1枚でよくあれだけの内容を詰め込めたもんだなと当時思いました。ゲームマニュアルも結構分厚かったですよね~w